定年前の会社員がジェイソン亜流で全力投資

厚切りジェイソンの投資方法をベンチマークとして、定年までもう少しの会社員が貯金ほぼ全額を投資しています。

野村證券から電話1

野村證券から電話がありました。

自分は自社持株会の関係で、仕方なく会社から指定された野村證券の口座も開いています。

しかし、電話がかかってきたのは今回が初めてです。

 

「とってもおトクな仕組み債を買ってくれ」とかいう営業の電話かと思ったら、そうではありませんでした。

個人別に「ライフプランシミュレーション」なるものを無料で作ってあげるので、話をさせてくれ、というものでした。

まあどうせ、そこから「とってもおトクな仕組み債を買ってくれ」という話になるんでしょうけど、ヒマなんで、乗ってあげることにしました。

野村證券と付き合う気は1ミリもありませんが、向こうが話したいというのなら、断らなくてもいいかなって感じです。

何か面白い話が聞けるかもしれないし。

 

話を聞くと、野村は驚くほど自分の個人情報を知っていました。

年収、貯金額、生年月日、会社名、会社での役職、住所、などなど。

そういえば、野村の口座開くとき、「なんでこんなことまで入力しなきゃいけないんだ」と思ったのを思い出しました。

そこからさらにお金に関する個人情報を聞いてきます。

現在の年収、退職の年月、退職金額、退職後の労働期間、退職後の年収、企業型DCの金額、月々の生活費、住宅ローンの残高、今後の大型出費、はてはマンションの管理費まで聞いてきました。

こう書くと、警察の尋問みたいな殺伐な雰囲気を想像するかもしれませんが、全然違います。

野村のお姉さん、話がすごく上手で、話していてめっちゃ楽しいです。

「年収1200万!すごいですね!すっごくお仕事頑張られてきたんですね!」

「いや~大したことないですよ~、テヘヘ」みたいな。

何がテヘヘ、だよ。

後で考えたら、野村って高給で有名ですから、1200万なんて30歳くらいでもらえるんじゃないですかね。

でもまあ、その時は楽しくなっちゃって、つい、つみたてNISAをやっていることも話してしまいました。

これは大失敗でした。

元々、楽天証券で投資していることは絶対黙っておこうと思っていたんですが、これじゃ喋ったのも同然です。

だって自分、自社株を現金化したとき、楽天銀行の口座に送金してますから、もうバレバレです。

しかしさすがは野村のお姉さん、そこは華麗にスルーしてくれて、「何か質問はありますか?」と言ってくれました。

 

いろいろ野村に聞きたいことはあるんですが、とりあえず無難な質問をすることにしました。

「実は新NISAで全世界株式に投資できればとか思っていて、御社の内容も見ているんですが、全世界株式は3種類もあってよくわからないんですが、どう違うんでしょうか?」

我ながら、投資初心者を装った、なかなかうまい質問ができたと思います。

即答はしてくれず、次回、「ライフプランシミュレーション」の説明のときに答えてくれるそうです。

野村がどう答えるか、楽しみです。

しかし、「ライフプランシミュレーション」の説明を聞くのは億劫ですね。

どうせ、こっちがトクする話は1ミリも無いと思いますから。

途中で話を打ち切ったほうが、お互い時間を無駄に使わずに済むと思うんですが、たぶんそうもいかないんだろうな~。

まあ、お姉さんが話したいと言うなら、今度はシビアに聞いてあげようかな。