自分もそろそろ定年が近くなり、いつから年金をもらうのか、なんてことを考えるようになりました。
普通、「65歳までは会社にしがみつくか、バイトでもして稼ぎ、65歳から年金をもらう」のが一般的なようです。
しかし、自分は投資家。笑
投資益もあるし、もう60歳定年と同時に無収入になってもいいんじゃない?
なんてことを考えます。
その場合、いつから年金をもらうのがおトクなのか?
年金は。65歳からが標準で、繰り上げなら月0.4%ダウン(ただし60歳以降から)、繰り下げなら月0.7%アップ(ただし75歳まで)だそうです。
この条件を聞いて、自分はなんとなく「定収入がなくなったら即時繰り上げでもらうべき」と思っていましたが、実際はどうなんでしょう?
なんとなくじゃ不安なので、とりあえず自分でシミュレーションしてみることにしました。
シミュレーション条件は、以下の通りとしてみます。
・資産:5000万
・投資益:6%/年
・定収入:なし
・支出:30万/月
・物価上昇率:2%/年
・年金収入
60歳から:13.68万/月
65歳から:18万/月
70歳から:25.56万/月
75歳から:33.12万/月
以上の条件をグラフにすると、以下になります。
予想した、「定収入がなくなったら即時繰り上げでもらうべき」は当たっていました。
100歳まで資産が残るのは、60歳からもらったときだけです。
75歳からもらったら、93歳でもうマイナスです。
しかし、資産って、一度減りだすと、加速度的に減るもんなんですねえ。
これは、2%/年とした物価上昇率が効いています。
たとえ2%といえど、20年あれば1.5倍、35年で2倍と、加速度的に増えるからです。
複利の力は、資産を減らす場合でも偉大でした。笑
まあ、資産がどんどん減りだしたら、支出も必死になって抑えるでしょうけど、あまりそういうしみったれた老後になりたくありません。
自分は資産を使い切れないタイプかと思っていましたが、収入が無くなったら、物価上昇というのは意外に侮れないな、と思いました。