定年前の会社員がジェイソン亜流で全力投資

厚切りジェイソンの投資方法をベンチマークとして、定年までもう少しの会社員が貯金ほぼ全額を投資しています。

野村證券の投資信託は信用できない

自分は楽天証券を使って投資をしていますが、野村證券の口座も持っています。

なぜか?

会社の持株会に入っており、その株を現金化するのに、野村證券の口座が指定されているからです。

では、せっかくなので、野村證券には業界最安という「野村スリーゼロ先進国株式投信」という商品があるのを知っていたので、「条件次第では買ってもいいかな」と思って少し調べてみました。

その結果、率直に言って「少なくとも投資信託については全く信用できない」と思いました。

なぜか?

以下の理由からです。

1.手数料を明示しない

2.つみたてNISAの商品は、つみたてNISA以外では買えない

3.eMAXIS slimシリーズも楽天全米も買えない

4.eMAXIS NASDAQも買えない

 

では、順を追って説明します。

まず「1.手数料を明示しない」です。

これが野村證券投資信託の画面です。

お分かりになるでしょうか?

投資信託の最重要情報、手数料が全く掲示されていません。

最初は何かの間違いかと思って、一生懸命探しましたが、本当にありません。

手数料は、上の方にある「商品説明資料」をダウンロードして見るんだそうです。

悪質なのか冗談なのかバカにしているのか、たぶん全部なんでしょう。

参考までに、楽天証券のPCページも載せておきます。

このページの下にもいろいろと情報が載っていますが、情報は重要な順に載っています。

 

次に「2.つみたてNISAの商品は、つみたてNISA以外では買えない」。

小さい字で「※つみたてNISA専用ファンドです。」と書いてあります。

野村證券のつみたてNISAは、たった7種類。その全てがつみたてNISAでしか買えません。

自分が注目していた「野村スリーゼロ先進国株式投信」もここにあります。

「業界最安」を謳う商品がなぜ「つみたてNISA専用」なのか?

その理由は「儲からない商品だから、できるだけ売りたくない」、それしか考えられません。

客寄せパンダですね。スーパーの特売商品「卵10個100円。お一人様1パック限り」みたいなもんですね。

しかし、自分はこういうことをやる証券会社を信用しません。

だって手数料さえ掲示しないんだから、スーパーと違って、もし特売商品以外を買ってしまったら、どれだけ自分がお金を取られるか、恐ろしいじゃないですか。

 

「3.eMAXIS slimシリーズも楽天全米も買えない」「4.eMAXIS NASDAQが買えない」はまとめて。

ここまで調べると、自分が買っているeMAXIS slim S&P500や楽天全米は買えないだろうな、と予想できました。

だって、手数料が安くて売れている投資信託ですから。

調べると、案の定取り扱っていません。

それどころか、やはり自分が積立てしているeMAXIS NASDAQも買えません。

slimじゃないeMAXISシリーズはたくさん取り扱っているのですが、なぜかeMAXIS NASDAQは買えません。

ここまでくると、もう逆にうれしくなってしまいました。

だって、野村證券が取り扱わないってことは、なんか自分が儲かりそうな気がするじゃないですか。

 

ということで、グッバイ野村證券

信用できない会社を通じて投資することは、ありえないです。