先日書いた記事で、新NISAの成長投資枠について、次のようなことを書きました。
>今年の年末にニッセイSOXを全額売っぱらって、来年頭に復活した枠を使って、楽天SOXで買い直す、ということはやるかもしれません。
税金も手数料もかからないはずですし、投資していない空白期間も数日ですむはずです。
新NISA:楽天NASDAQ、楽天SOXは買いません!(怒) - 定年前の会社員がジェイソン亜流で全力投資 (hatenablog.com)
すみません、これ、思い切り間違いとわかりました。
今年、ニッセイSOXを90万円分買って、年末に売ったとします。
そうすれば、来年の頭には成長投資枠240万+復活枠90万の、計330万分買えると、なぜか思い込んでいました。
そんなことあるわけありません。
枠は復活しますが、つみたて投資枠120万、成長投資枠240万という1年間での制限は永久です。
つまり、復活した枠90万を使えるのは、5年間で1800万投資したなら、6年目ってことになります。
1年目に売ったものを買い直せるのは、6年目。
なんてひどいルールなんだと思いますけど、要するにこれは金融庁からの「一度買ったものは、よほどのことがない限り売るな。長期間投資しろ」という強いメッセージなんでしょう。
すでにニッセイSOXを買ってしまった自分に、楽天SOXで買い直す「よほどのこと」が起こるとは、とても思えません。
たった2週間、昨年末までに楽天SOXを発表しなかった楽天が悪いんだし、あっさり諦めましょう。
オリンピックのマラソンで、スタートラインに立つのが3分遅れたらどうなるか?
3分遅れでのスタートになるか?
なりません。
失格です。
走らせてもらえません。
楽天のやったことは、そういうことです。